認知症を防ごう
日々の訓練で認知症は防げる

脳を活性化させることが最も大事

脳はドーパミンが分泌させる。
そして、脳内の神経細胞(ニューロン)がつなぎ変わり新しいシナプス(神経回路網)が生まれる。
そのことによって、脳が活性化されるのです。

前頭前野が思考力向上の鍵

一般的には、20歳を越えた時点で、脳の神経細胞の減少は直線的である。
ところが、脳の働きは脳の神経細胞の減少と平行して衰えていくわけではない。
知恵や知識テストでは60代や70代がピーク。つまり、脳の働きは加齢とともに低下していくわけではない。
前頭前野(おでこの裏側)に注目しよう。ここは思考力や想像力記憶学習、自発性、コミュニケーションなどの役割を担当。
前頭前野の働きも20才から成績が直線的に下がる。しかし、知恵や知識は歳とともに増える。
脳の老化は前頭前野の機能低下のこと

脳を鍛える三つの原則

脳は使えば使うほど働きが良くなる
脳の働きとは、複数の神経細胞を結んだネットワークを電気が流れること
細胞同士をつなぐ神経線維が太くなる
神経細胞と神経線維のつなぎ目であるシナプスの数が増えて情報が流れやすくなる
読み(音読)・書き・計算で脳を鍛える

  1. 音読の場合、見て、口で音を出し、その音を耳で聞き、認識するので黙読するより3倍の効果あり
  2. 文字を書くのは、文字を見ることと、手を動かすこと
  3. 計算は、複雑計算より単純計算のほうが脳は活性化する

フェース・トゥ・フェースのコミュニケーションで脳を鍛える

  1. 人と会って話をするとき、相手の言葉を聞くだけではなく、
  2. 相手の表情や身振り口調など、
  3. 非言語的コミュニケーションにより情報を得る
  4. ゲームをしながら、コミュニケーションを図る
  5. 家庭での会話が重要。表情豊かな

目的を持って指を使うこと

  1. 単に指を動かしても前頭前野は活性化されません
  2. 料理を作ったり
  3. 絵を描いたり
  4. 音楽を演奏するなど
  5. 目的を持って指を動かすことが重要。つまり、脳の色々な機能を連携して動かすことで、前頭前野は活性化される

認知症は防げるか

軽度認知障害と呼ばれる人が何もしなければ、2割の人が1年後には認知症になるという調査結果が出ている
ただし、読み書き計算トレーニングをしたところ、7年経過しても9割の人が健康でいるという結果が出ている。

「脳トレ」は全身運動

読み書き計算を中心とした「脳トレ」はスポーツにたとえると、ジョギングのような全身運動。毎日、続けることによって基礎体力が上がるし、ウォーミングアップにもなる
一方、集中して読書したり、仕事をしたりという行為は、野球やサッカーといった競技と同じ
実験で、2分だけ一桁の計算問題を解いてもらい、その後単語を30個覚えてもらう記憶力テストと迷路をクリアする空間人知力テストを行なったところ、小学生から大人まであらゆる世代で、何もしないときと比べて、成績が10%アップした。
「脳トレ」の時間はそれぞれ個人差があるが、長時間やるのは無駄。音読の時間、計算の時間も飽きる手前でやめる程度がいい。